米大統領「中国に失望した」朝鮮半島沖上空で共同訓練
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空自戦闘機と米爆撃機、朝鮮半島沖上空で共同訓練
防衛省は30日、航空自衛隊の戦闘機2機とアメリカ空軍の爆撃機2機による共同訓練を朝鮮半島沖の上空で実施したことを明らかにしました。
防衛省によりますと、30日午前、航空自衛隊の戦闘機2機とアメリカ空軍の爆撃機2機が九州の西方から朝鮮半島沖の上空にかけて共同訓練を行いました。共同訓練では、有事の際に双方が並行して飛んだり、きちんと連絡を取り合えたりするかなどの確認を行ったということです。
アメリカ軍の爆撃機は、この後、韓国空軍とも共同訓練を行ったということで、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、日米、そして日米韓3か国の緊密な連携を示すことで、けん制する狙いがあるとみられます。
米大統領、北朝鮮ICBM発射で「中国に失望した」
I am very disappointed in China. Our foolish past leaders have allowed them to make hundreds of billions of dollars a year in trade, yet...
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年7月29日
アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮が2回目となるICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を行ったことを受け、「中国には非常に失望した」と中国の北朝鮮の核・ミサイル問題に対する取り組みを改めて批判しました。
トランプ大統領は29日、ツイッターで「中国には非常に失望した。アメリカの過去の愚かな指導者たちが貿易で中国に年間何千億ドルも儲けさせてきたのに、中国は北朝鮮に対して口先だけで何もしない」と批判しました。そして、「これ以上、こんなことが続くのは許さない。中国はこの問題を簡単に解決できていた」と述べています。
北朝鮮、異例の早さでICBM発射映像を公開
北朝鮮は、28日夜に発射したICBM=大陸間弾道ミサイルの発射映像を異例の早さで公開しました。
北朝鮮は日本時間の28日午後11時42分ごろ、金正恩党委員長の視察のもと、中部、慈江道(チャガンド)付近からICBM=大陸間弾道ミサイル「火星14型」の2度目の発射に成功、と報じました。