北朝鮮に対し米国と具体的な行動をとる「悲惨な戦争になるだろう」と警戒の声
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米国と具体的な行動をとる
安倍総理は、スカッドミサイルが日本の海域に墜落した後、
日本は「米国と具体的な行動をとる」と述べました。
安倍晋三「北朝鮮がスカッドミサイルを発射した直後、記者たちに話した[ロイター]
安倍晋三首相は弾道ミサイル発射実験の後、記者に「国際社会の警告を無視した北朝鮮の継続的な挑発は容認しない」「G7首脳会議で合意したように、北朝鮮の問題は国際社会の最優先課題であり、北朝鮮を抑止するために、米国と具体的な行動をとる」と述べました。
排他的経済水域内に落下
北朝鮮が発射した弾道ミサイルは約450km飛行したのち、日本海の排他的経済水域内に落下したと見られると米国太平洋司令部は述べました。
北朝鮮の弾道ミサイルが日本の排他的経済水域に近づいたことは、今年に入って2回目で北朝鮮のミサイル発射実験は成功しているとみられます。
ミサイルの発射は北朝鮮体制の最優先課題
米軍司令部は「ミサイル技術のテスト自体は、北朝鮮体制の最優先課題であり、彼らはこれが最善の方法だと思っており、最新のミサイル発射実験は、米国からの脅威に対して軍隊を強化するための北朝鮮の努力の一環」と述べました。
悲惨な戦争になるだろう
米国の国防長官であるジェームズ・マーティス国防長官は、
「トランプ大統領の厳しい警告があるにもかかわらず、ミサイルを発射したことは日本、韓国の脅威であり、中国やロシアにも危険をもたらすだろう。この状況を外交手段で解決できなければ、結局戦闘になり悲惨な戦争になるだろう」とCBS Newsに語った。
重大な脅威
韓国の新大統領文在寅は、ミサイル発射実験を「重大な脅威」とし国家安全保障会議を発足させました。
外交部は、「新しい北朝鮮指導部の発足後、北朝鮮がこうした挑発を繰り返したことは、朝鮮半島の平和と非核化に対する我々の要求に直接的な挑戦である」と述べました。