日米経済対話『北朝鮮が新たな脅威と認識』

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17日のペンス米副大統領の発言と行動

 

17日午前

 

北朝鮮との軍事境界線上にある板門店などを訪れました。

北朝鮮の後ろ盾となる中国にも影響力の行使を促した形です。

 

訪韓中のペンス米副大統領は17日午後

北朝鮮に対して核ミサイルの放棄を求め、『トランプ大統領の決意やこの地域の米軍の力を試すようなことはしない方がよい』と警告しました。

 

ソウルで韓国のファンギョアン首相と会談、ペンス副大統領とファンギョアン首相の両氏は北朝鮮の挑発行為に断固たる対応をとることで一致しました。

 

ペンス副大統領は共同発表で、軍事力行使も辞さないとする米政権の考えを表明しました。

 

日米対話

 

ペンス米副大統領は本日4/18午後に来日し、麻生太郎副総理兼財務相と日米経済対話の初会合に臨みます。

 

ペンス氏は安倍晋三首相とも会談し、北朝鮮問題を含む安全保障の連携について意見を交わしました。

 

経済対話

 

議論内容

 

経済政策

 

財務、金融政策

 

経済協力

 

インフラ投資、エネルギー投資やエネルギー分野

 

投資・貿易ルール

 

の3点です。

 

アメリカ側は貿易赤字の削減に向けて日米の二国間の貿易交渉を主要議題にする構えです。

 

日本側はアジアの貿易、投資ルール作りの議論に持ち込む構えです。

 

日米で利害が一致するインフラなどの経済協力を持ちかけると思います。

 

アメリカ側はドル高に不満がありますので経済対話でも為替の話題は上がる可能性があります。

 

ロス米商務長官

 

ロス商務長官は日米経済対話に合わせて世耕弘成(せこうひろしげ)経済産業相と会談します。

ロス商務長官はフィナンシャルタイムズのインタビューで、日本への二国間貿易協定について、安倍首相が合意するかどうかを見極めるためとおっしゃっています。

 

安倍政権の動き

 

国家安全保障会議を開き北朝鮮情勢について協議しました。

『ペンス氏と北朝鮮が新たな脅威になっているという認識を共有し、緊密に連携し北朝鮮の挑発行為に安保理決議の順序を強く求めていく』と語りました。

 

陸自の動き

 

南スーダンPKOに参加する陸上自衛隊の部隊が撤収しました。これから残っている部隊も撤収する予定です。

 

 

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南スーダン、南シナ海、北朝鮮

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