第四の節目 フォースターニング すでに冬の時代にいる!

スポンサードリンク

 

 

トランプ政権主席戦略官の

スティーブン・バノンが聖書として

信奉するベストセラー、

フォースターニングの翻訳本です。

 

フォース・ターニング 第四の節目

フォース・ターニング 第四の節目

  • 作者: ウィリアム・ストラウス,ニール・ハウ,奥山真司,森孝夫
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2017/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

『歴史は繰り返す』そのメカニズムを分析し4つの節目があることを発見した、その歴史の循環のメカニズムを分析し未来を予想したのが本書です。

 

この中には9.11やトランプ大統領の誕生とその先の政策なども書かれている予言の本。

 

予言と書くと胡散臭いですが、内容を見てみれば分かります。

 

今回は本書フォースターニングの内容を抜粋します。

 

興味深いことが書かれていたので、
紹介します。

 

本書フォースターニングはアメリカ目線で書かれています。

 

P.246 第6章 第四の節目の予言

 

長きにわたる党派間の主導権争いに決定的な勝利を収める。

勝者はより重要で場当たり的でない課題を遂行する権力を遂に手に入れる。

彼が進める政治課題は勝者側が長年夢見ていたもの

 

P.247

新たな指導者は公的な権威を主張し民間の犠牲を要求する。

指導者はかつて社会的圧力を緩和しようとしていたのに、今度は圧力を強め、国中の関心を集めようとする。

 

外交における第四の節目

 

最初の反応として、米国は外国から目を逸らして国内での新秩序の誕生に全力を注ぐだろう。

さらにその後に外国からの挑発に刺激され社会はさらに好戦的になる。

 

米国は現在よりも孤立主義的な傾向を強め、他国と自国の問題を調整することを望まなくなる。

 

紛争が始まる前ですら、人々は犠牲者の見通しについてあまり心配しなくなる。

 

経済における第四の節目

 

いずれ経済は初期の目眩を起こすような天変地異から立ち直るだろう。

切迫感が急速に高まり未曾有レベルの効率性と生産を達成するかもしれない。

その頃には米国経済は根本的に変わってしまっているだろう。

 

P.248

 

国境を超えた貿易や資本の移動は減少する。

 

企業はカルテル化し、労働者の組合加入率は高まり、政府による公然の指導下で進むかもしれない。

 

インフラ網を準備し始める

 

ハイテク版の有料道路や鉄道、高速道路のようなもの

 

国防と公共事業に対してははるかに多額を支出するものに変わる。

 

老人福祉や債務サービスへの支出は減少する。

 

企業や政府の組織は単純になり中央集権的になる。

 

人々が組織性度のもつ権威を再び信頼し始めると権威が単純なものにしてくれるように期待する。

 

司法や警察は素早く荒っぽいものになる。

 

P.249〜251

 

10年も経つと危機のピークに到達する。

 

国際的に発生する噴火のようなものが発生する。

 

経済的な厄災

貧困、失業者の増加、貿易戦争、金融市場の崩壊、ハイパーインフレもしくはデフレ

 

社会面での厄災

階級、人種、排他的、宗教に煽られた暴力を伴うだろう

 

文化面での厄災

検閲を支持するような、文化面での品性方正への揺り戻しが起こる

 

科学面での厄災

暗号技術による無政府状態を伴うだろう。

 

環境面での厄災

大気へのダメージ、エネルギーもしくは水の不足、新たな疾病を伴うだろう。

 

政治面での厄災

組織制度の崩壊、独立運動、独裁主義、国境の変更

 

軍事面での厄災

大量破壊兵器を持ったテロリストや外国との戦争を伴うだろう。

第四の節目の通過

 

社会の問題は単純なものになりイエスかノーかの図式に収まるようになる。

 

旧来の秩序は潰えるが、新たな社会秩序を孕んだ種を生み出した後のことだ。

 

危険が最も高まった時にその種は植えつけられ、新たな社会秩序が根を下ろす。

 

そう、全ては繰り返される。

 

この第四の節目に備えては是非読んでほしいです。

 

その先の未来の話には
驚くべき事が書いています。

 

ぜひ、手にとって読んでみてください。

 

 

フォース・ターニング 第四の節目

フォース・ターニング 第四の節目

  • 作者: ウィリアム・ストラウス,ニール・ハウ,奥山真司,森孝夫
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2017/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る